世界は化学でできている!?

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原子ってなに?

こんにちは、今日は原子について書いていきます。

 

みなさんが普段何気なく使っているスマートフォンやパソコン、テレビなども細かく見ていくと原子の集まりだそうです。

 

このことは1800年ごろドルトンの原子説として発表されました。

ドルトンの原子説は簡略化すると「全ての物質はそれ以上分割できない粒子(原子)からなる」というものです。

※現在では誤りとされているようですが、原子論の基礎を作った理論です。

 

さて、その原子はどのようにできているかといいますと、原子核と電子からできています。

また、原子核は陽子と中性子からなっています。

 

自分で書いといてアレですが、、、

陽子とか中性子ってなんだよ!?ってなりますよね…

 

wikipediaから引用しますと

陽子:原子核を構成する粒子のうち、正の電荷をもつ粒子である。

中性子原子核を構成する粒子のうち、無電荷の粒子の事で、バリオンの1種である。

電子:宇宙を構成するレプトンに分類される素粒子である。

 

う~ん、陽子と中性子はまだなんとか分かりますけど、

電子はなんなんでしょうか・・・理解できません。レプトンってなんでしょうか・・・

辞書を引いたらその説明中に分からない単語が出てくる、こうなるとイヤになっちゃいますよね

 

ま、難しいことが書いてありますが、、

とりあえず+とーと無電荷(±0)の3種類ってイメージでいいと思います。

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 また、これらの質量についてですが、

陽子・中性子は1.67×10^(-27) kg  ※^は階乗を表す

電子は9.11×10^(-31) kg

※厳密にいうと中性子の方が少し重いみたいです

 

普段生活している単位とかけ離れすぎてイメージできませんね・・・

ダイエットとかしている人がいれば、

陽子10^(27)個分も体重が減ったんだよ!」と言えばすごそうに聞こえますね(笑)

ちなみに私はここ2か月で「陽子3×10^(27)個分くらい体重が増えました・・・汗」

 

話を戻しますが、

ここで強調したいのは、「陽子・中性子は電子の約1800倍の重さである」という事実です。

つまり、原子の質量は陽子と中性子の和で決まる、ということになります。

 

たとえば、成人男性(ここでは60kgとします)が電子1個だと考えた場合

陽子1個はなんと108トンになります!

電子が数個増えたくらいじゃ重さはほとんど変わりませんよね。

 

次回は原子の構造について書きたいと思います。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。